お風呂リフォームを格安で行うためのポイントを紹介
2022.10.24
浴室の使い勝手をよくするために、お風呂のリフォームをお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
お風呂リフォームにかかる費用は、工事の内容によって大きく異なるため、費用の相場は押さえておきたいですよね。
そこで本記事では、お風呂リフォームにかかる費用の相場や、お風呂リフォームを格安で行うために押さえておきたいポイントなどを紹介します。
お風呂のリフォームをご検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。
【浴室のタイプ別】お風呂リフォームにかかる費用の相場
浴室には「ユニットバス」と「在来浴室」の2種類が存在します。
リフォーム工事によって、この浴室のタイプ自体を変更するという場合は、工事にかかる費用は高くなる傾向にあります。
浴室のタイプを変更した場合にかかる、工事の費用の目安は以下のようになっているので、ぜひ参考にしてみてください。
ユニットバスからユニットバスにリフォームする場合
「ユニットバス」とは、工場で大量生産されている部品を組み合わせて作られている浴室のことです。
既存のユニットバスを新しいユニットバスにリフォームするという場合、工事にかかる費用は、60~120万円ほどが目安とされています。
また、ユニットバスは「ローグレード」「ミドルグレード」「ハイグレード」の3つのグレードにわけられており、機能性や断熱性などが優れているほど、グレードは高くなります。
工事にかかる費用を重視するという場合はローグレードを選び、浴室の機能性を重視するという場合は、ミドルグレードやハイグレードを選ぶことを視野に入れましょう。
ただし、ローグレードのユニットバスであったとしても、快適性がないということや、浴室がすぐに壊れるといったことはありません。
それぞれ異なる特徴やメリットがあるため、工事の前には「グレードが違うことで機能や費用にどのような違いがあるのか」を業者に確認することをおすすめします。
>>> 関連記事:ユニットバスのサイズの選び方について詳しく解説
在来浴室からユニットバスにリフォームする場合
「在来浴室」とは、浴室の広さや浴槽のサイズ、設備などを自由にデザインできる、オーダーメイドの浴室のことです。
在来浴室からユニットバスにリフォームするという場合、工事にかかる費用の目安は65万円以上とされています。
具体的な費用の目安は以下のとおりです。
在来浴室からユニットバスにリフォームする場合にかかる費用の目安
ユニットバスのグレード | 費用の目安 |
ローグレード | 65万以上 |
ミドルグレード | 75万以上 |
ハイグレード | 100万円以上 |
費用の上限は定義することは困難とされています。
なぜなら、在来浴室は特殊な構造になっているものが多く、水道管の位置を変えたり、壁を壊したりするような、大掛かりな工事が必要になる場合があるからです。
また、浴室の経年劣化にともない、下地補修の工事が必要になる場合は、5万~15万円ほどの追加費用がかかるという可能性も考えられます。
このように、既存の在来浴室をリフォームする場合は費用が大きく変動することがあるため、正確な見積もりを取るためにも、業者に現場調査を依頼することをおすすめします。
お風呂の部分リフォームにかかる費用の相場
ここまで、お風呂リフォームの工事によって、浴室のタイプを変更した場合にかかる費用の相場を紹介しました。
もし、「お風呂リフォームにかかる費用をなるべく抑えたい」「ちょっとしたリフォームでよい」という意向であれば「部分リフォーム」を視野に入れることをおすすめします。
ここからは、浴室内で部分リフォームできる箇所とあわせて、工事にかかる費用の相場を紹介します。
浴室内で部分リフォームできる箇所と工事にかかる費用の相場
部分リフォームする箇所 | 工事にかかる費用の相場 |
壁の張り替え | 10万~30万円ほど |
天井の張り替え | 5万~10万円ほど |
浴槽の交換 | 10万~60万円ほど |
手すりの交換 | 3万~5万円ほど |
ドアの交換 | 5万~20万円ほど |
浴室換気扇の交換 | 3万~5万円ほど |
給湯器の交換 | 10万~40万円ほど |
シャワーヘッドの交換 | 2万~4万円ほど |
水栓の交換 | 2万~4万円ほど |
浴室暖房乾燥機の交換 | 5万~15万円ほど |
鏡の交換 | 2万~5万円ほど |
浴室の拡張や移動 | 80万~250万円ほど |
上記の費用はあくまでも目安であるため、リフォーム工事に使う商品のグレードや、浴室のタイプなどによって、費用は大きく変動するという点は覚えておきましょう。
一般的に、お風呂リフォームは工事の規模が大きく、高い技術が求められる工事であるほど、かかる費用も高くなります。
そのため、「お風呂リフォームを格安で実施したい」とお考えの方は、上記の表を参考にしてみたうえで、リフォームする箇所を絞ることをおすすめします。
>>> 関連記事:お風呂のリフォームにかかる費用の相場をケース別に紹介
格安でお風呂リフォームを行うために押さえておきたいポイント
ここからは、お風呂リフォームにかかる費用を抑えるために、押さえておきたいポイントを紹介します。
ポイント①補修メインのリフォーム工事を依頼する
お風呂リフォームにかかる費用をなるべく抑えたいという場合は、浴室の補修をメインとしたリフォームを行うことをおすすめします。
たとえば、浴槽にひび割れが生じた際に、浴槽自体を交換するのではなく、ひび割れを直すためのコーティングや塗装をするだけでも、費用は大幅に抑えられます。
お風呂に不具合が生じた際に、部品や設備の交換で考えるのではなく、修理や補修で考えることを意識してみてください。
ポイント②商品のグレードを下げる
お風呂リフォームに使われる商品のグレードを下げるという方法も、工事にかかる費用を抑えることにつながります。
たとえば、浴槽のグレードを、ハイグレードからローグレード下げるだけでも、30万~40万円ほどの費用を抑えられるとされています。
グレードの違いによって機能性がどのくらい変わるのかを比較したうえで、性能に大きな差がないと判断した場合は、グレードのランクを下げることを視野に入れましょう。
ポイント③複数のリフォーム業者を比較する
複数のリフォーム業者に問い合わせたうえで、工事にかかる費用の見積もりを確認するという方法もおすすめです。
お風呂のリフォームに対応している業者の数は多いですが、同じ工事の内容であっても、リフォームにかかる費用は業者ごとに大きく異なります。
「違う業者に依頼していたらコストが大幅に抑えられたのに」といった事態を避けるためにも、お風呂リフォームを行う際は、複数のリフォーム業者から見積もりをとりましょう。
もし、業者に問い合わせる時間が確保できないという場合は、1回の問い合わせで複数の業者から見積もりがとれる「相見積もり」のサービスを利用することをおすすめします。
また、業者によっては「複数の箇所をリフォームする場合は割引がある」「他社の見積もりを提示することで値段交渉ができる」という場合もあります。
正確な見積もりを提示してもらうためにも、依頼するリフォームの内容をしっかりと伝えたうえで、提示された見積もりはすべて残しておきましょう。
ポイント④リフォーム業者に値引き交渉する
リフォーム業者に値引き交渉をするとことも、工事にかかる費用を抑えるためには効果的な方法です。
部品のグレードや工事の規模などによって値引き率は変動しますが、工事にかかる費用の総額の5~10%ほどであれば、値引きに応じてくれるという業者もいます。
また、複数の箇所のリフォーム工事を依頼するという場合や、ほかのリフォーム業者から提示された見積もりを提示すると、値引き交渉をより行いやすくなるでしょう。
ただし、大幅な値引き交渉を行うことや、しつこく値引き交渉を行うことなどは、業者の心象を悪くします。
業者との関係性を悪化させないためにも、値引き交渉は良識の範囲内で行いましょう。
ポイント⑤補助金を活用する
補助金を活用することも、お風呂リフォームにかかる費用を抑えることにつながります。
お風呂リフォームに活用できる補助金の種類には以下のようなものがあるため、ぜひ参考にしてみてください。
介護保険
お風呂リフォームの工事の内容が条件を満たしている場合は、介護保険を活用することが可能です。
介護保険が適用されると、限度基準額を20万とした補助を受けられるため、リフォームにかかる費用を抑えられます。
ただし、介護保険が適用されるためには、リフォーム工事の内容がバリアフリーに関係しており、なおかつ浴室を利用する方が要支援・要介護認定を受けている必要があります。
介護保険は、あくまでも手すりの設置や段差の解消といった、バリアフリーに関係した工事である場合にしか適用されないという点は覚えておきましょう。
自治体ごとの補助金・助成金
自治体によっては、お風呂リフォームに活用できる補助金や助成金を用意してくれるという場合もあります。
補助金や助成金が適用されるための条件や金額などは自治体ごとに異なります。
お住まいの自治体に問い合わせて「どのような補助金や助成金があるのか」「どのようなリフォーム工事を行った場合に、どのくらいの金額が支給されるのか」を確認しましょう。
>>> 関連記事:【2023年版】お風呂リフォームで使用できる補助金を解説
お風呂リフォームの工事を依頼する業者の選び方
ここからは、お風呂リフォームの工事を依頼する業者の選ぶ際に重視しておきたいポイントを紹介します。
お風呂リフォームで失敗しないためにも、リフォーム業者を選定する際には、以下のことを押さえておきましょう。
選び方①現地調査に対応しているか
お風呂リフォームの工事を業者に依頼する際は、現地調査をしっかりと行ってくれる業者を選ぶことをおすすめします。
なぜなら、現地調査を行ってもらうことは、工事の流れを把握することや正確な見積もりを提示してもらうことに直結しているからです。
リフォーム業者のなかには「リフォーム工事が始まったあとに、追加で料金を請求する」「浴室の構造を把握しておらず、工事に長い時間をかける」といった業者も存在します。
このような事態に発展することを防ぐためにも、現地調査を対応したうえで、正確な見積もりや工事の段取りを説明してくれる業者を選びましょう。
選び方②アフターサービスや保証があるか
リフォーム業者を選ぶ際は、アフターサービスや保証が充実しているかどうかも確認しましょう。
可能性は低いものの、お風呂リフォームを行ったあとに、浴槽の破損や設備の故障といったトラブルが生じることがあります。
このような場合、アフターサービスや保証が充実していないリフォーム業者に工事を依頼していると、高額な修理費用を請求される可能性があります。
お風呂を気持ちよく使うためにも「アフターサービスや保証はついているか」「工事から何年以内であれば保証の対象になるのか」の2点を確認しましょう。
選び方④自宅からの距離が近いか
お風呂のリフォーム業者は、なるべく自宅からの距離が近い業者を選びましょう。
自宅から離れた位置に事業所を構えているリフォーム業者を選ぶと、工事や修理などを迅速に対応してもらえないということがあります。
それだけではなく、リフォーム業者によっては、出張費用が発生することや、工事費用が割増しで請求されることも考えられます。
このような事態を避けるためにも、リフォーム業者を選ぶ際は、なるべく自宅からの距離が近く、連携がとりやすい業者を選びましょう。
お風呂リフォームを格安で行うためには工事の内容や業者の選び方にこだわりましょう
いかがでしたでしょうか。
お風呂リフォームにかかる費用の目安は、工事の内容や規模によって大きく変動します。
お風呂リフォームを格安で行いたいとお考えの方は、商品のグレードを下げることや、工事を行う箇所を絞ることなどを視野に入れましょう。
また、リフォーム工事が安い業者を選ぶという方法や、値引き交渉をするという方法も、費用を抑えるためには効果的です。
ライフアドバンスジャパンでは、横浜や川崎エリアにお住まいの方を対象に浴室のリフォーム工事を承っております。
無料見積もりにも対応しておりますので、お風呂をリフォームしてバスタイムを快適にしたいとお考えの方は、ぜひ一度お問い合わせください。
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