ユニットバスの床や壁に付着する「白い汚れ」の正体&掃除方法
ユニットバスを使い続けていると、壁や床に白い汚れがついてしまいがち。ユニットバスに付着してしまった白い汚れの正体とは? ユニットバスの白っぽい汚れを落とすための効率的な掃除方法と一緒にチェックしてみましょう。
ユニットバスでよく見る「白い汚れ」の原因は?
ユニットバスには、さまざまな汚れが付着してしまうもの。カビのようなピンクや黒の汚れだけでなく、白くモヤッとした汚れがついてしまうこともあります。とくに、バスタブや壁の白い汚れはかなり目立ってしまい、ちょっとイヤですよね。
この白い汚れの正体は、水に含まれるカルシウムです。
水道水には、スケールと呼ばれるカルシウム成分が少量含まれています。水道からの水を毎日使い、この水が乾燥蒸発を繰り返すことで、ユニットバスには少しずつスケールの汚れが蓄積してしまうのです。
白い汚れは放置せず早めに対処!
スケールの白い汚れに石鹸カスや皮脂が混じり合って結合してしまうと、非常にガンコな汚れになってしまうこともあるので要注意。
古い銭湯などで石膏のように固まってしまった白い汚れを見かけることがありますが、ガンコにこびりついてしまったスケール汚れは、落とすのがかなり難しくなってしまいます。
ユニットバスの白い汚れは蓄積を防いで早めに掃除することが肝心です。
ユニットバスの白い汚れの掃除方法は?
ちょっとした白い汚れならば、サッと拭き上げるだけでも十分にキレイにすることができます。まずは水拭きを試してみて、それでも落とせなければお酢を薄めたものや、クエン酸をぬるま湯に溶かしたものを吹きかけましょう。
これを10~20分程度おいてなじませてから、ブラシでこすり落とすと良いでしょう。
白い汚れがどうしても落とせない場合には、専門の業者に依頼してプロ用の洗剤で落としてもらうという方法もあります。
ガンコな白い汚れを落とすときの注意点
白い汚れはアルカリ性のものなので、市販の洗剤は効かないことがほとんどです。
また、金属タワシなどでこすってしまうと白い汚れが十分に落とせないままユニットバスを傷つけてしまうことになりかねません。
白い汚れが蓄積して落としにくいのなら、トイレ掃除用の酸性洗剤を使って掃除するという方法もあります。
ただし、酸性の洗剤は塩素系洗剤と混ぜると有害ガスが発生してしまうので要注意。カビ取り洗剤などのアイテムと一緒に使わないよう取り扱いには十分に気をつけましょう。
ユニットバスの白い汚れは、放置しているとどんどん落としにくくなってしまうので要注意。汚れに気付いたときにすぐ掃除するクセをつけておけば、ユニットバスを清潔に保つことができますよ。 こまめに掃除をして、いつでもキレイなユニットバスを保ってくださいね。
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