お風呂に乾燥機は必要?設置するメリットを紹介

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お風呂に乾燥機は必要?設置するメリットを紹介

最近の浴室には、換気扇だけでなく乾燥機能が設置されているものもあります。
しかし、お風呂の乾燥機には、どのような機能があり、どのように活用できるのかを知らないという方も多いのではないでしょうか。

本記事では、お風呂の乾燥機の基本的な機能や、設置するメリットを紹介します。
お風呂に乾燥機を導入して、日常生活をより快適にしたいとお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。

お風呂の乾燥機とは?

お風呂の乾燥機は、一般的に「浴室乾燥機」とよばれます。

乾燥機には浴室内の乾燥だけではなく、ほかにも以下のような機能が搭載されている場合があります。

お風呂の乾燥機の機能

  • 乾燥機能:浴室内を乾燥させる
  • 換気機能:浴室内の空気を入れ替える
  • 暖房機能:浴室内を暖める
  • 送風機能:浴室内に風を送る
  • 涼風機能:浴室内を涼しくさせる
  • ミストサウナ機能:浴室内に温かい霧を噴射する

お風呂に乾燥機を設置するメリット

ここからは、お風呂に乾燥機を設置することによる3つのメリットを紹介します。

メリット①浴室内のカビを防止できる

お風呂の乾燥機を使用すると、浴室内のカビの発生を防ぐことができます。

カビは温度や湿度が高く、汚れが多い場所に発生します。
浴室内は、温度や湿度が高いだけではなく、カビの栄養源となる、あかやシャンプーのすすぎ残しなどの汚れがあるため、カビが発生しやすい環境です。

そのため、浴室内のカビを防ぐためには、掃除で汚れを取り除き、換気で湿気を含む空気を入れ替えたうえで、浴室内の空気を乾燥させることが大切です。

また、通常のお風呂の換気扇は空気を入れ替えるだけですが、乾燥機では空気を入れ替えることにくわえ、温風を出して、浴室内の湿気を素早く取り除きます。
日々の入浴や掃除の後に、お風呂の乾燥機の乾燥機能を使うことで、カビの発生を防ぐことができるでしょう。

メリット②天候を気にせず洗濯物を干せる

お風呂の乾燥機の大きなメリットとして、いつでも洗濯物の乾燥ができることも挙げられます。

天気の悪いときだけではなく、花粉や黄砂などの影響で洗濯物を外に干したくないという場合でも、屋内の環境で洗濯物を乾かせます。
温風が洗濯物を乾かすため、通常の部屋干しよりも速く乾くこともメリットでしょう。

また、乾燥機を使用すると、洗濯物がきちんと乾くため、部屋干し特有の生乾きのニオイを防ぐことができます。
生乾きのニオイの原因は、濡れている洗濯物を放置することで繁殖する雑菌です。
乾燥機を使うと、雑菌が繁殖する前に洗濯物を乾かせるため、生乾きのニオイを防げます。

さらに、忙しい方でも洗濯をしてすぐに干せるため、夜間の洗濯も可能です。
時間を気にせず衣類の洗濯と乾燥ができるという点は、お風呂の乾燥機の大きなメリットでしょう。

メリット③入浴前に浴室内を温められる

寒い日の入浴時に、浴室内の温度が低いとつらいですよね。
実は、寒い浴室での入浴には、思わぬ危険があることをご存じでしょうか。

冷えた浴室から熱いお湯に浸かると、体温が急激に変化するため、「ヒートショック」と呼ばれる症状を引き起こす危険性があります。
ヒートショックとは、急激な体温の変化により血圧が大きく変化し、心臓や脳に過度の負荷がかかる状態のことです。
そのため、個人差はありますが、以下のような症状が現れます。

ヒートショックの症状

  • めまい
  • 立ちくらみ
  • ろれつが回らない
  • 頭痛
  • 嘔吐
  • 胸の痛み
  • 意識の消失
  • 呼吸困難

ヒートショックを防ぐためには、お風呂の温度と浴室内の温度の差を小さくすることが大切です。

お風呂の乾燥機の暖房機能を使用し、入浴前に浴室全体を暖めておけば、お風呂に入る際の急激な温度差がなくなるため、安全に入浴できます。

お風呂の乾燥機には洗濯物の乾燥や浴室内のカビ対策などさまざまなメリットがある

いかがでしたでしょうか。

お風呂の乾燥機には、さまざまな機能が搭載されています。
乾燥機能や換気機能は浴室内のカビの繁殖を防げるため、浴室内を清潔な状態に保てます。

また、乾燥機能は洗濯物を乾かす場合にも役立つので、普段の洗濯がより楽になるでしょう。
天候や時間を気にせず洗濯物を乾燥させられる点は、お風呂の乾燥機の大きなメリットです。

ほかにも、暖房機能が搭載されている乾燥機は浴室内を暖めることもできるので、寒い日でも快適に入浴ができます。

ライフアドバンスジャパンでは、お風呂に関するお役立ち情報をWebサイトにて発信しています。
お風呂周りでお困りのことがありましたら、ぜひご覧ください。


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