気になる「洗面台の鏡曇り」の原因と今すぐできる対策テクニック
身だしなみを整えたり体のケアをするときなど、鏡は私達の生活において欠かせないアイテムです。特にお風呂場や洗面台の鏡は使用頻度が高く、さまざまなボディケアをサポートしてくれますよね。
そんな鏡は、長く使用していると曇りやすくなってしまい、いざ使おうと思った時に全く見えない……なんてことも多いはず。
今回は、洗面台やお風呂場の鏡曇りの原因と、簡単にできる対策方法を紹介します。
拭っても取れない鏡曇りの原因って?
鏡曇りの原因は、大きく分けて「汚れ」と「蒸気」の2つ。
まず一つ目の汚れですが、曇っている鏡に近づいたとき、ウロコ状の線が入っていることはありませんか?それは鏡の表面に水垢やシャワーで飛び散った泡の残り、皮脂汚れなどが付着している証拠です。
この汚れは主に水垢が原因で、水の中に含まれているカルシウムやマグネシウムが、水の蒸発とともに白い化合物となって鏡に残ることで垢が蓄積してしまいます。
そして二つ目は、浴室や脱衣所にこもった蒸気が原因で曇るケース。
普段、洗面台や浴室ではお水よりもお湯を使用することのほうが多いですよね。
その蒸気が浴室や脱衣所にこもって鏡に付着することで、鏡が曇ることがあります。
ただの曇りの場合は指先で鏡を拭うと見えるようになることもありますが、ケアを怠っていると「汚れ」が蓄積して水垢曇りに変化してしまうので注意しましょう。
今すぐ試したい鏡曇りを防ぐ対策4つ
鏡曇りは、汚れや蒸気に強い表面を作るために「鏡に膜をつくる」ことが大切です。
市販の鏡曇りなども販売していますが、自宅にあるもので対策をしたいご家庭も多いはず。
以下、簡単にできる鏡曇りの対策方法をご紹介します。
・シェービングクリーム
鏡を使用する前に、男性用やムダ毛除毛用のシェービングクリームを鏡全体に薄くのばします。
2~3分程度そのまま放置したら、柔らかくて乾いている布で拭き取りましょう。
シェービングクリームに含まれている油分が膜となり、数日程度効果が持続しますよ。
・歯磨き粉
指輪などの研磨にも使えると言われている歯磨き粉は、微粒な研磨剤が入っているため、鏡を傷つけずに磨くことができます。
中性洗剤で鏡全体を洗い、しっかりと水で落として鏡を拭き、乾いたスポンジやタオルなどに歯磨き粉を乗せて優しく鏡を磨きます。
この時、円を書くように磨くことで水垢が落としやすくなるので覚えておきましょう。
鏡全体を磨き終わったら、水でしっかりと洗い流して完成です。
・換気を習慣付けて
どれだけこまめに鏡をお手入れしても、取り巻く環境が変わらなければまたすぐに曇ってしまいます。カビや水垢は湿度の高い場所でどんどんと繁殖するので、まずは換気の徹底をすることをおすすめします。
入浴後や洗面台を使った後は部屋を換気する癖を付け、湿気が残らない環境を作りましょう。室内の温度を下げるために、入浴後は浴室全体に冷水のシャワーをかけておくことがおすすめです。
・じゃがいもを使って
じゃがいもに多く含まれるデンプンは、鏡の表面に膜を作ることができます。
・じゃがいも(半分に切っておく)
・水
・乾いたタオル
上記のモノを用意して、半分に切ったじゃがいもの断面で鏡をすみずみまで拭きます。
水を使って軽く洗い流し、乾いたタオルで水滴を拭き取ったら完成です。
よりコストをかけたくないという人は、じゃがいもの皮でも代用することができますよ。
日常的に使う洗面台やお風呂場の鏡は、お手入れをしないとすぐに汚れてしまいます。心地よく使用するためにも、今日から曇りケアを取り入れてみませんか?
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