簡単キレイ! 魚焼きグリルの頑固な焦げを落とすお掃除のコツ
こんがりと焼き目をつけて食べる焼き魚は、家庭で作る夕食の定番メニュー。魚焼きグリルに入れて焼くだけでOKなので、手軽に調理できるところが嬉しいポイントです。
しかしその一方で、魚焼きグリルは使ったあとの後片付けが面倒という一面があります。
魚から出た油がドロドロになっていたり、焦げがこびりついたりしているため、キレイに洗うのは一苦労ですよね。
そこで今回は、魚焼きグリルの面倒な掃除を簡単にするコツをご紹介します。受け皿と焼き網のそれぞれの掃除方法をマスターして、日々の料理をさらに快適にしていきましょう。
魚焼きグリルの簡単お掃除術 ~受け皿編~
・水溶き片栗粉を受け皿に入れておく
受け皿部分に水を入れるタイプの魚焼きグリルをお使いの場合は、水と一緒に片栗粉を入れておくと掃除を楽にすることができます。
調理前には、水300mlに対して片栗粉大さじ4杯を溶かして魚焼きグリルの受け皿部分に流し入れましょう。こうすることで魚から落ちた油を水溶き片栗粉がキャッチし、そのまま固形状に固まってくれるのです。
調理後に掃除をするときには固まった水溶き片栗粉を剥がし、洗剤で軽くこすり洗いをするだけでキレイになります。
また、片栗粉がないという場合には重曹を使用するという方法もあります。
・セスキ炭酸ソーダの手作りスプレーで落とす
使用してから時間が経ち、油汚れがこびりついてしまった頑固な汚れには、セスキ炭酸ソーダを使用して作ったお手製のスプレーが役立ちます。
作り方はとても簡単で、水500mlに対してセスキ炭酸ソーダを小さじ1杯溶かすだけ。スプレー容器に入れてしっかりと振りながら混ぜましょう。
セスキ炭酸ソーダスプレーが完成したら、魚焼きグリルの油汚れ部分にスプレーを吹きかけてしばらく放置します。洗うときにはスポンジを軽く当てるだけでも汚れがスルっと落ちますよ。セスキ炭酸ソーダを使用するときには、必ずゴム手袋を装着してください。
魚焼きグリルの簡単お掃除術 ~焼き網編~
・熱湯の中に焼き網を10分ほど浸しておく
魚焼きグリルの焼き網には、魚の皮がはりついたり焦げがこびりついたりします。
スポンジでこするだけでは落ちない頑固な汚れを落とすためには、重曹を熱湯で溶かしたお湯の中に焼き網を10分程度浸けておき、汚れを浮かせるのがコツです。
台所用の桶などに熱湯をそそいで重曹を小さじ1杯ほど入れ、その中に焼き網を浸けておきましょう。
時間が経ったらスポンジに洗剤をつけ、焼き網を1本ずつ丁寧に洗っていきます。汚れや焦げが頑固な場合には、クレンザーやスチールタワシを使用することをおすすめします。
ただし、フッ素コーディングされている焼き網の場合、強くこすると汚れや焦げとともにコーティングが剥がれてしまう可能性があります。長く使うためにもクレンザーやスチールタワシの使用は避け、柔らかいスポンジで軽くこすることが大切です。
掃除が面倒な魚焼きグリルは、つい洗い方が雑になったり、汚れを見てみぬふりで放置してしまうこともあるでしょう。
しかし、油汚れや焦げを蓄積させればさせるほど、掃除はより一層面倒になっていきます。
いつまでもキレイな状態をキープし、いつも気持ちよく魚焼きグリルを使用するためには、こまめに掃除をすることが大切です。
今回ご紹介した方法で魚焼きグリルをキレイに掃除して、旬のおいしい焼き魚をたくさん堪能しましょう。
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