キッチンの地震対策を紹介!身を守るためのポイントとは?

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キッチンの地震対策を紹介!身を守るためのポイントとは?

キッチンには電子レンジや冷蔵庫、食器棚などの家具・家電や、割れやすい食器が集中しています。
もし、地震対策を怠ったことによって家電製品や食器などが自分や家族に直撃したら怖いですよね。

しかし、どう地震対策をすればいいのかわからないという方も、多いでしょう。

そこで、今回はキッチンの地震対策を行ううえで大切なポイントを紹介します。
キッチンの地震対策をしっかりと行いたいという方は、ぜひご覧ください。

キッチンの地震対策の4つのポイント

キッチンには電子レンジや冷蔵庫などの家電製品のほか、皿やコップなどの割れものが密集しています。
そのため、家のなかでも地震による被害に遭う確率が高い場所ともいえるでしょう。

以下に、キッチンの地震対策のポイントを4つまとめました。

ポイント①冷蔵庫や電子レンジなどが倒れないように固定する

キッチンの地震対策の基本は、大きな家具や家電製品を固定しておくことです。

地震によって倒れてきた大きな家具や家電に接触したり、下敷きになったりすることで怪我をするおそれが高くなります。
また、大きな家具が倒れることでキッチンの出入口がふさがれてしまうということもあるでしょう。
そのため、冷蔵庫など大きなものが倒れてこないように対策することが大事です。

ビス留めができるL字型の金具やチェーン、突っ張り棒などの転倒防止グッズを活用することで、大きな地震があっても家具や家電が倒れる危険性を抑えられます。

もし、賃貸にお住まいなどの理由でビス留めができない場合、粘着力の強いパッドの貼りつけや、冷蔵庫用の転倒防止用ベルトを巻きつけるといった方法でも対処が可能です。
パッドやベルトはECサイトやホームセンターでも販売されているため、チェックしてみましょう。

また、食器棚のガラス部分には飛散防止シートを貼っておくと、万が一地震によってガラスが割れても、ガラスが飛び散る恐れを減らせます。
そして、地震の揺れでドアが開いて中身の割れものが飛び出してこないよう、食器棚のドアにはドアストッパーを取りつけておくとよいでしょう。

ポイント②家電を滑り落ちやすい場所に置かない

電子レンジや電気ポット、炊飯器などの家電製品は冷蔵庫ほど大きくはありませんが、地震の揺れによって高いところから落下すると怪我につながる場合があります。

地震の揺れが発生したときに家電製品が滑って落下しないように、置いている場所が滑りやすくなっていないかどうかを確認しておきましょう。
置き場所がツルツルとしていて滑る場合は、滑り止めのシートや粘着力のあるパッドなどを敷くことをおすすめします。

ただし、滑り止めシートを敷いても、家電製品が落下する可能性がゼロになるわけではありません。
可能であれば壁に固定したり、そもそも高いところに置かないようにしたりするといった工夫をしておくことも大切です。

ポイント③食器は多くても重ねるのは3枚までに抑える

皿やグラスなどの食器類は、多く重ねるとその分不安定になり、地震で揺れると食器棚の中で崩れてしまいます。

まず、地震によって食器類が食器棚から飛び出ることを防ぐためには、耐震ラッチという器具を食器棚に取り付けるという方法がおすすめです。
耐震ラッチは、強い揺れを感知すると自動的に食器棚のドアをロックしてくれます。

しかし、食器棚に耐震ラッチを取りつけておいたとしても、揺れがおさまったあとに中を開けると中身の食器が滑って飛び出してくる場合や、食器棚の中で割れている場合があります。

そのため、食器を重ねる際は、不安定にならないようどんなに多くても3枚までにとどめておきましょう。
皿やグラスが多くて、どうしても食器を多めに重ねたいという場合は、食器の種類ごとにサイズに合ったかごに振り分けてまとめることをおすすめします。
食器棚のなかに滑り止めシートを敷いておくと、かごが安定した状態で食器棚へ収納できます。

ポイント④火のそばに燃えやすいものを置かない

地震が原因で、火事が発生する恐れもあります。

とくにキッチンは調理で火を扱う場所なので、他の部屋と比べて火事が発生しやすいです。
そのため、コンロの近くに燃えやすいものが置いてあると火元となり、簡単に燃え広がってしまうことがあります。

地震によるキッチンの火災を防ぐために、まずはキッチンペーパーや布巾などの紙類や布類をコンロの近くに置かないようにしましょう。

また、初期消火のための家庭用消火器を用意しておくという方法もおすすめです。
コンロ近くに置いておくと火事の際に手に取れなくなる恐れがあるので、少し距離をとって設置するとよいでしょう。

キッチンの地震対策の基本は家電製品や食器類を固定させること

今回は、キッチンの地震対策を紹介しました。

キッチンは冷蔵庫や電子レンジなどの家電製品のほか、大きくて重たい食器棚や、皿やコップなど割れやすい食器類が集中している場所です。
だからこそ、キッチンは地震や火災による危険が多い場所といわれています。

地震対策の基本は、家電製品や食器類をなるべく固定させることのため、これだけでも地震の揺れによる落下や転倒などによる怪我が防げるでしょう。

もし地震対策を行ったうえで、万が一住宅設備が破損したという場合は、ライフアドバンスジャパンまでご相談ください。


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