レンジフードの寿命はどれくらい？交換のサインを解説

コンロの上に設置されたレンジフードは、長く使っていると劣化していき寿命を迎えます。　しかし、なかには経年劣化に気づかず、劣化したものを使い続けている方もいらっしゃるのではないでしょうか？

古いものを使い続けるとレンジフードの効果も低くなってくるので、寿命が来たとわかったら新しいものに交換することが重要です。

そこで今回は、レンジフードの寿命の目安と交換のサインについて解説します。
レンジフードの交換をいつすればいいかわからないという方は最後までご覧ください。

レンジフードの寿命の目安

一般的に、レンジフードの寿命は約10年といわれています。
使い方や使用頻度、お手入れの状況によっても寿命は変わりますが、取り付けをしてから7～8年ほどでレンジフードの性能が少しずつ下がっていくことがほとんどです。

そのため、10年以上使ったレンジフードは、見た目に異常がない場合でも換気能力が低下している可能性があります。

レンジフードの寿命は、換気扇に貼られているシールに記載の製造年月日や、購入した際に同封されている保証書の製造年月日から確認できます。
設置から10年以上経過している場合は、交換の検討をしましょう。

レンジフードの交換のサイン

レンジフードが突然故障する前に、不具合のサインを見逃さずに交換することが重要です。
ここからは、レンジフードの交換時期が近づいた際に現れる、3つの代表的な交換のサインを紹介します。

サイン①運転中の異音や振動

レンジフードの運転中に異音や振動があるときは、交換が近づいているというサインです。

異音の原因は、モーターの経年劣化や内部の破損によるものであることが多いです。
一度掃除をしても異音が鳴りやまない場合や、テレビや会話の音が聞こえないほどの異音がする場合は、レンジフードの使用を中止して交換を検討しましょう。

ただし、レンジフードの設置から年数がそれほど経過していない場合は、部品の交換や一部の修理で済む場合もあります。
部品の交換費用や修理費用は業者により異なりますが、レンジフードを本体ごと交換するよりは安くなる傾向があります。

まずはメーカーや修理業者に見てもらい、部品の交換や修理だけでも問題がないか確認しましょう。

サイン②異臭や油汚れの発生

室内ににおいや煙がこもった感じがするときは、交換のサインです。
においや煙がこもるときは、レンジフードの換気機能が低下して上手く換気できていない可能性が高いです。

また、天井や壁が油っぽくなり、ベタベタとした茶色い汚れが目立つ場合もレンジフード
の性能が低下しているかもしれません。

レンジフードの不具合を確認したい場合は、掃除後にティッシュペーパーをレンジフードに近づけてみましょう。
ティッシュペーパーがレンジフードに吸い付かないようであれば、換気機能が弱くなっている証拠です。

においや油分がきちんと排気されないことで、部屋が汚れてしまうだけではなく、ガス中毒や油による火災発生などのトラブルの危険性も高まります。

サイン③プロペラの回転数の低下

レンジフードの寿命が近づくと、換気扇のプロペラの回転が遅くなる傾向があります。
回転が遅くなる原因としては、油汚れが蓄積していることやモーターの異常が考えられるでしょう。

換気扇の油汚れを掃除しても回転速度が遅いままの場合は、レンジフードの交換をおすすめします。

また、油汚れが溜まってしまう前に、換気扇の掃除を2～3か月に1度は行うようにしましょう。
汚れが付着していない換気扇は軽く、回転軸やモーターへの負担も少なくなるため、レンジフードの寿命を延ばすことができるでしょう。

こまめな掃除をしたくない方や、掃除をする時間があまりない方には、最新のレンジフードが最適です。
最新のレンジフードには汚れにくい素材のものや、フィルターがなくお手入れの手間を減らせるものがあります。

レンジフードの寿命を知って交換のサインを見逃さないようにしよう

いかがでしたでしょうか？

レンジフードの一般的な寿命は、約10年といわれます。
レンジフードは使っているうちに劣化していき、故障する前には異常が現れることが多いため、掃除や修理・交換が必要です。

交換のサインとしては、レンジフード運転時の異音や換気機能の低下などがあります。
また、換気扇のプロペラの回転速度が遅いというサインがある場合にも交換を検討しましょう。
故障させないためにも、油汚れがたまってしまう前に定期的な換気扇の掃除をすることが大切です。

ライフアドバンスジャパンでは、多くのレンジフードの種類をご用意しており、交換・取付工事まで対応します。
レンジフードの不具合にお困りの方は、お気軽にお問い合わせください。