L型キッチンを購入する3つのメリットとは?注意点も解説
2022.04.27
キッチンにはさまざまな種類があり、そのなかの1つにL型キッチンがあります。
L型キッチンは人気の高いキッチンの1つですが、具体的にどのようなメリットがあるのか疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで本記事では、L型キッチンのメリットをわかりやすく解説します。
また、デメリットや導入前の注意点もあわせて解説しますので、L型キッチンの購入をご検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。
L型キッチンとは?
L型キッチンとは、全体が直角に折れ曲がった構造をしており、上から見るとアルファベットのL字の形状になっているキッチンのことです。
調理台の部分がL字の角となり、コンロとシンクが90度で向かい合い設置されていることが特徴です。
L型キッチンには、構造上、2面とも壁に沿って設置されるものと、片面が対面式になっているものの2種類があります。
片面が対面式になっているものは、コンロ側の1面のみを壁付けにして、シンク側をダイニングに向けるようになっています。
また、L型キッチンでは、コンロとシンクの位置を入れ替えて、利き腕に合わせるようにカスタマイズすることも可能です。
このように、L型キッチンは好みや生活スタイルに合わせて配置を工夫できる点が強みです。
L型キッチンの3つのメリット
ここからは、L型キッチンの3つのメリットを解説しますので、参考にしてみてください。
メリット①動線が短く作業効率がよい
L型キッチンの大きなメリットの1つは、動線が短く作業効率がよいことです。
なぜなら、コンロとシンクの位置が対角線の構造であることで、両者の位置が近くなるためです。
動線が短くなることで、コンロとシンクを行き来する際に、あちこち移動する必要がありません。
また、コンロとシンク、そして冷蔵庫を結ぶ動線である「ワークトライアングル」を短くできることも、L型キッチンの特徴です。
ワークトライアングルは、辺の長さが短く、3辺の長さが均等であるほど作業効率が上がるとされています。
L型キッチンでは、コンロとシンクの距離が近いため、このワークトライアングルのバランスが取りやすくなります。
このように、L型キッチンは利便性が高いため、普段から料理の品数を多く作るご家庭にとって、とくにおすすめのタイプです。
メリット②作業スペースが広い
L型キッチンの作業スペースは、ほかのキッチンよりも広いことが特徴です。
L型キッチンでは、コンロとシンクの横のスペースと、コーナー部分が作業スペースとして使用できます。
作業スペースが広いため、2人以上で料理を作る場合でも狭さを感じにくく、効率よく作業ができます。
そのため、パートナーやお子様と一緒に調理する際も快適でしょう。
また、コーナー部分は奥行きもあるため、食器や料理を置くスペースとしても活用できます。
このように、無駄なくスペースを使って調理ができる点も、L型キッチンのメリットの1つです。
メリット③収納スペースが大きい
L型キッチンは、作業台の下に大容量の収納スペースを確保できます。
なぜなら、コンロとシンクが対角の構造であることでキャビネットが2つになり、作業台下の空間がほかのキッチンよりも広くなるためです。
収納が大きくなった分、これまで収納できていなかった多くの調理器具や調味料なども収納できるでしょう。
さらに、グレードによっては、オーブントースターや食洗器が作業台の下に備え付けてある種類もあります。
キッチン家電が備わっていれば、機能性をもたせつつ、すっきりとした空間をつくることも可能です。
大容量の収納スペースを活用することで、すっきりとした見た目を両立させられる点もメリットの1つです。
L型キッチンの3つのデメリット
L型キッチンには多くのメリットがありますが、実はデメリットも存在します。
したがってここからは、L型キッチンの3つのデメリットを解説します。
デメリット①コーナー部分の活用が難しい
L型キッチンのデメリットは、直角になっているコーナー部分の活用が難しく、デッドスペースになることがあるという点です。
コーナー部分には奥行きがあり、手が届きにくいため、よく使用する調理器具や調味料を置くとかえって使いにくくなるためです。
解決策としては、レシピ本や、使用頻度の低いキッチン家電を置くスペースとして使用することなどが挙げられます。
また、コーナーに沿う形状のキッチン家電を置いたり、果物やパンなどの食品を保管するスペースとして使用したりすることも有効でしょう。
デメリット②広いスペースが必要
L型キッチンは、一般的な、コーナーのない形状のキッチンであるI型キッチンに比べて奥行きがあるため、設置するためにはより広いスペースが必要になります。
したがって、I型キッチンからL型キッチンにリフォームする場合には、キッチン部分のスペースが広がった分、リビングやダイニングが狭くなる可能性があります。
あまり広いスペースが確保できない場合は、コンパクトなL型キッチンを選択することで解決できるでしょう。
デメリット③費用が高額
L型キッチンは、本体価格やリフォーム価格がI型キッチンと比べて10万円程度高くなる傾向があります。
くわえて、リフォーム工事でコンロやシンクの位置を変更する場合などは、ガスや水道の配管工事も必要となるため追加費用が発生します。
L型キッチンを導入する前の2つの注意点
ここからは、L型キッチンを導入する前に確認しておきたい2つの注意点を解説します。
注意点①サイズの確認
L型キッチンの導入を検討されている場合は、キッチンに十分なスペースがあることを確認しておきましょう。
事前にキッチンの間口と高さ、そして奥行きを測り、希望するL型キッチンのサイズと比較して、設置できるかどうかを確認しておくと安心です。
注意点②家具・家電を置くスペースの確認
L型キッチンを新たに導入した場合、従来よりもキッチンのスペースが狭くなることは少なくありません。
そのため、冷蔵庫を置くだけでスペースが埋まり、今までキッチンに置いていた収納家具が入らなくなるといった事態が起こることもあります。
したがって、L型キッチンを導入する際は、キッチン自体のサイズだけではなく、周辺の家具・家電を置くスペースも確保できるかどうかを確認しておきましょう。
L型キッチンのメリットは動線のよさと広い作業スペースと収納力の高さ
いかがでしたでしょうか。
L型キッチンはコンロとシンクが対角の構造であるため、キッチンでの動線がよくなり作業効率が上がります。
作業スペースも広くなるため、家族で料理を楽しみやすくなるでしょう。
また、大容量の収納スペースに調理器具や調味料などを収納し、すっきりとした空間に見せることも可能です。
一方で、コーナー部分の活用が難しい点や広いスペースが必要な点、そして費用が高額な点などはデメリットといえます。
ライフアドバンスジャパンでは、予算や理想のスタイルなどのお客様の求める条件に合わせたキッチンのご提案が可能です。
L型キッチンの購入をご検討中の方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
社内スタッフから有志で結成された公式Webサイトの運営チームが編集を行っています。住宅設備に関する、新鮮で役に立つ情報をお伝えしていきます。
おすすめのキッチンピックアップ
-
60%
OFFrakuera ラクエラ L型
- L型(コンロ側 180cm)
本体価格 414,300円(税込)~ 標準工事費 260,000円(税込)~ 総額 674,300 円(税込)~
詳しくはこちら
-
60%
OFFrakuera ラクエラ I型
- I型
本体価格 282,170円(税込)~ 標準工事費 230,000円(税込)~ 総額 512,170 円(税込)~
詳しくはこちら
-
60%
OFFmitte ミッテ I型/I型スリム
- I型/I型スリム
本体価格 290,920円(税込)~ 標準工事費 230,000円(税込)~ 総額 520,920 円(税込)~
詳しくはこちら