家庭用オーブンの種類を選び方とともに紹介
2022.04.27
オーブンはお菓子作りや料理で欠かせない道具ですが、トースターや魚焼きグリルで代用できる料理も多いため、オーブンがない家庭も多いでしょう。
しかしオーブンは、自宅で本格的な料理やお菓子作りに挑戦するならぜひ備えておきたい調理家電の1つです。
そこで今回は、オーブンを使った料理に挑戦してみたいとお考えの方に向けて、家庭用オーブンの種類や選び方を紹介します。
家庭用オーブンの種類
家庭用オーブンには、電気オーブン・ガスオーブンの2つの種類があります。
それぞれ使用時の手間や焼き上がりに多少の差があるため、自分の使用頻度や用途に合わせた種類を選ぶことが大切です。
電気オーブンとガスオーブンのそれぞれのメリットは以下のとおりです。
電気オーブン
電気オーブンは、ガスオーブンに比べるとコンパクトなものが多く、火を使わないため安心して使用することができます。
また、電気を使うことで料理の全体に熱が回るため、オーブンを使った経験がない方でもムラを少なく押さえて焼き上げることが可能です。
電子レンジと一体型になっている商品も、レンジとオーブンの両方を導入しようと考えている場合、コストを抑えられるという点も嬉しいポイントでしょう。
ただし、コンパクトな分、オーブン内部の面積も狭いため、大皿料理や高さのあるパンなどを焼きたい場合には使いづらいという可能性もあります。
また、ガスオーブンに比べると多少火力が劣るため、余熱に時間がかかるという点も覚えておきましょう。
ガスオーブン
ガスオーブン最大の特徴は、火力の強さです。
電気オーブンに比べて予熱や焼き上がりまでの時間が早いため、短時間で料理を仕上げることが可能です。
また、焼き上げる際に水蒸気が発生するため、料理を乾燥させることなく仕上げられるといったメリットもあります。
強い火力と水蒸気をともなうため、ケーキのスポンジやパンはふっくらと、パイやお肉の表面はパリッと仕上げられるでしょう。
しかし、ガスオーブンはサイズが大きいため、新築やキッチンリフォームの際にビルドインタイプを導入していないと、後から購入・設置することが難しい場合もあります。
また、オーブンにつなぐためのガス栓が余っていないと、せっかく購入しても使用することができないため注意が必要です。
電気オーブンとガスオーブンの選び方
電気オーブンとガスオーブンにはそれぞれ特徴がありますが、自分に合った選び方を押さえておくことが重要です。
たとえば、料理にあまりこだわりがない方は電気オーブン、反対にもともと料理が趣味で調理法にこだわりを持つ方はガスオーブンをおすすめします
また、電気オーブンはガスオーブンに比べると値段も安く、サイズもコンパクトなため簡単に導入できます。
対するガスオーブンは、電気オーブンと比べると少々値段が張りますが、火力が強いため短時間で焼き上げることが可能です。
しかし、卓上タイプを設置するとなると、オーブンのサイズやガス栓の空きの問題があるので、導入が少し難しいかもしれません。
自宅のキッチンの設置状態や調理の頻度や用途を考えたうえで、どちらを購入するか検討しましょう。
オーブンのおすすめのメーカー
ここまでオーブンの種類や、選び方のポイントなどを紹介しました。
しかし、どのメーカーの製品を購入すればいいのか迷いますよね。
そこで、ここからはおすすめのオーブンのメーカーを紹介します。
電気オーブンのおすすめのメーカー
電気オーブンでおすすめのメーカーは、パナソニックです。
パナソニックの電気オーブンは高火力が特徴で、その秘密はヒーター線の構造にあります。
高火力の平面ヒーターで料理の表面はパリッとさせながら脂を落とし、中はふっくら・ジューシーに仕上げられます。
たとえば、ハンバーグなら従来品だと約17分のところを、約11分で、塩サバなら従来品約14分のところを約8分で仕上げることが可能です。
なかでも、「ビストロ」と「エレック」が特におすすめの機種になります。
約1万円台とリーズナブルな値段で購入ができ、両面をこんがり焼き上げ、中はジューシーにふっくらと仕上げる機能が優れています。
ぜひ試してみてください。
ガスオーブンのおすすめのメーカー
ガスオーブンでおすすめのメーカーはリンナイです。
リンナイの機種は少々値が張りますが、電子レンジとガス高速オーブンの1台2役が叶うという点は大きな特徴になります。
とくに、「電子コンベック」という機種は最高温度に280℃に設定でき、さらに2段のオーブン皿を一度に使うことができます。
パンづくりやお肉のローストなど、さまざまな調理に向いているため、調理法にこだわりを持つ方にもおすすめです。
ほかにも、クッキングタイマーやイースト発酵機能などさまざまな機能が搭載されています。
家庭用オーブンは電気とガスの2種類に分かれる
今回は、家庭用オーブンの種類やそれぞれのメリットなどを紹介しました。
電子レンジやトースター、炊飯器といったそのほかの調理家電に比べると、オーブンは少し高価な部類に入るでしょう。
だからこそ、購入する際は電気オーブンとガスオーブンのそれぞれの特徴をしっかりと把握し、自分の調理スタイルに合ったものを選ぶことが大切です。
もしオーブン選びに困った場合は、ビルトインタイプの設置・交換を行っているライフアドバンスジャパンにご相談ください。
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