キッチンの高さは重要?適切な高さを決めるポイントを解説
2022.04.27
キッチンを新しくしようと考えている方のなかには、どのくらいの高さのものを選んだらよいのかわからず悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
キッチンの高さはさまざまですが、自分が使いやすい高さのものを選びたいですよね。
そこで今回は、キッチンを選ぶ際に重要な高さを決めるポイントを解説します。
自分に合った高さのキッチンを選びたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
キッチンの高さが重要な理由
キッチンを新しくする際は、自分の身長に合っておりシンクやコンロなどが使いやすい高さを選ぶことが重要です。
キッチンにはシンクやコンロがついていますが、どちらか片方だけの使いやすさを重視して高さを決めてしまうと、後悔する可能性が高くなります。
たとえば、コンロだけをみて適切な高さを選んだ場合、洗い物をする際にシンクの高さが低すぎて腰を痛めてしまうといったリスクが考えられます。
キッチンの高さが合わないと、身体に負荷がかかってしまうことや、スムーズに作業ができず効率を下げてしまうことが考えられるため、高さ選びは非常に重要です。
キッチンの高さが合っていないことで生じる問題
高さが合っていないキッチンを選んでしまうと、身体面や作業面でさまざまな問題が生じます。
ここからは、キッチンの高さが合っていないことで生じる問題を3つ紹介します。
問題①肩こりや腰痛など身体面で悪影響が出る
高さの合わないキッチンを使用することで、肩や腰に大きな負担がかかります。
キッチンの高さが高すぎれば肩に力が入って肩こりの原因となり、低すぎれば腰に負担がかかってしまいます。
とくに、キッチンの高さが低くてずっと腰を曲げていると頭も下がっている状態になるため、腰だけではなく首にも負担がかかるでしょう。
このように、キッチンの高さが合っていないと身体のさまざまなパーツに悪影響が出てしまいます。
問題②洗い物の際に水や泡がはねてしまう
キッチンの高さが低いと、洗い物の際に水や泡がはねてしまい、袖部分やお腹部分が濡れやすくなります。
洗い物をするたびに毎回服が水や泡で濡れると、ストレスを感じてしまいますよね。
身長に合った高さのキッチンを選べば、服を濡らさずに快適に洗い物ができます。
問題③食材を切る際に力が必要になる
食材を切る際は、包丁を使用して上から力を入れることで切りやすくなりますが、キッチンの高さが高いと上からの力が入りにくくなってしまいます。
とくに、固い食材を切る際は通常よりも強い力が必要になるため、無理に力を入れて切ると腕を痛めてしまう恐れがあるでしょう。
また、力を入れすぎると包丁で指をけがしてしまう可能性も考えられます。
使いやすい高さのキッチンを選ぶポイント
使いやすい高さのキッチンを選ぶためには、自分の身長をもとに適切な高さを考える必要があります。
ここからは、自分の身長に合った高さのキッチンを選ぶポイントを解説します。
ポイント①身長÷2+5cmの公式に当てはめて計算する
肩と腰の負担が軽減される適切なキッチンの高さは、身長÷2+5cmの公式に当てはめて計算するとよいといわれています。
たとえば、身長160cmの方であれば、160cm÷2+5cmなので85cmのキッチンの高さが丁度よいということになります。
ただし、同じ身長でも座高や腕の長さ、肩の位置は人によって異なるので実際の使い心地には差が出てしまうでしょう。
そのため、あくまで高さの目安を知る方法の1つとして、公式に当てはめて計算することがおすすめです。
ポイント②現在使っているキッチンから理想の高さを計算する
現在使っているキッチンの高さを、どのくらい上げたり下げたりすれば使いやすい高さになるのかを考えてみることもポイントです。
現在のキッチンの高さが低いと感じている場合は、本や台などを置いて使いやすい高さに調整して、必要な高さを計算します。
高さを調整した状態で、実際に食材を切ってみれば力を入れやすい高さもわかるでしょう。
ポイント③ショールームで使い心地を体験してみる
キッチンの高さは、日本の産業製品の規格や測定方法などが定められた日本の国家規格であるJIS規格で、80cm・85cm・90cm・95cmと決められています。
そのため、事前に目安となるキッチンの高さを決めて、ショールームに足を運びそれぞれの高さの使い心地を体験してみることもおすすめです。
また、普段スリッパを履いている方やキッチンマットを使用している方は、その分の高さも計算しておく必要があります。
自分の身長に合った高さのものを選ぶことでキッチンが使いやすくなる
いかがでしたでしょうか。
使いやすいキッチンを選ぶためには、自分が作業しやすい高さを知る必要があります。
身長÷2+5cmで適切な高さを算出することや、実際に使っているキッチンから理想の高さを計算する方法がおすすめです。
目安となるキッチンの高さがわかったら、実際にショールームに行き使い心地を体験してみるとよいでしょう。
自分に合った高さのキッチンを使えば、肩こりや腰痛、洗い物をする際の水はねなどの問題が解消され、快適に使用できます。
キッチンのリフォームを行い適切な高さにしたいという方は、ぜひライフアドバンスジャンパンへお問い合わせください。
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