ウォシュレットの寿命はどのくらい?交換のサインを紹介

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# 豆知識

ウォシュレットの寿命はどのくらい?交換のサインを紹介

ウォシュレットは1980年の販売以降、現在では一般家庭から公共施設まで広く普及している電化製品です。
しかし、これだけ身近な存在であるにもかかわらず、ウォシュレットの寿命を知らないという方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、ウォシュレットの寿命の目安と交換のサインを紹介します。
ウォシュレットの交換時期がわからないという方は、ぜひ最後までご覧ください。

ウォシュレットの寿命

一般的に、ウォシュレットの寿命は10年程度です。
メーカーや使用頻度、メンテナンスの状況によっても寿命は変動しますが、寿命が近づくと経年劣化による不具合や故障が発生してしまいます。

ほとんどのメーカーでは、ウォシュレットの部品の最低保管期間を製造終了から5年前後に設定しています
そのため、不具合や故障が発生した際に、製造が終了していて部品の在庫も残っていない場合は、修理ができず新しいものに交換しなければなりません。

また、部品があって修理できる場合でも、ほかの不具合が今後発生する可能性もあるため、設置から10年以上経過している場合は、ウォシュレットの交換を検討しましょう。

ウォシュレットの寿命が近づいた際に現れる3つの交換のサイン

ウォシュレットの寿命が近づくと、さまざまな不具合が発生しやすくなります。
突然故障して困らないためにも、発生した不具合を交換のサインとして捉えて、見逃さないことが大切です。

ここからは、寿命が近づいた際に現れる、ウォシュレットの交換のサインを3つ紹介します。

サイン①ウォシュレット本体の動作不良

ウォシュレット本体の動作不良は、交換のサインの1つです。

本体の動作不良として、主に以下のような状態が考えられます。

ウォシュレット本体の動作不良

  • ボタンを押しても電源が入らない
  • ノズルが出てこない
  • ノズルから温水が出てこない
  • 便座が温まらない
  • トイレの蓋が自動で開閉しない

ウォシュレット本体の動作不良が起きている場合は、本体の電源が入っていないかもしれません。
そのため、コンセントのプラグが抜けていないかどうかをまずは確認して、抜けていた場合は差し直します。

また、ノズルが出てこない場合や温水が出てこない場合は、ノズルに汚れが付着している可能性があるため、手でノズルを引き出し、固く絞った雑巾で汚れを拭き取ります。

本体の電源の確認やノズルの掃除を行っても動作不良が解消しないときは、故障が疑われるため、メーカーや専門業者に見てもらいましょう。

サイン②ウォシュレットからの水漏れの発生

ウォシュレットからの水漏れの発生も、交換のサインです。

ノズルから水漏れしているときは、ノズル自体の故障、あるいは尿石や水垢などの汚れの付着が考えられます。
また、ウォシュレットと止水栓をつなぐ給水ホースから水漏れしているときは、つなぎ目のボルトの緩みやパッキンの劣化が疑われます。

水漏れのトラブルを自分で解決しようとすると感電のリスクもあるため、メーカーや専門業者に依頼するほうが安全です。

サイン③ウォシュレットの便座のヒビ割れ

ウォッシュレットの便座がヒビ割れているときも、新しいものに交換しましょう。

ウォシュレットの便座は、重さや力が急に加わった場合や、長い年月をかけて負荷がかかった場合に、ヒビ割れができることがあります。

便座のヒビ割れを放置すると、便座に座った際に皮膚が挟まれて、ケガをする可能性があり危険です。
また、ウォシュレットの便座には温熱ヒーターが組み込まれているため、感電や漏電の事故が起こることも考えられます。

ケガや事故を防ぐために、ウォシュレットの便座にヒビ割れがあるときは、メーカーや専門業者に交換を依頼しましょう。

ウォシュレットを交換するメリット

ウォシュレットを交換するメリットとして、水道代や電気代が節約できることが挙げられます。
なぜなら、最新型のウォシュレットは、従来のものよりも節水・節電効果が向上した種類が多いからです。

また、掃除が楽になるということも、ウォシュレットを交換するメリットの1つです。
新しいウォシュレットは、汚れがつきにくい加工や、ノズルが自動で掃除される機能が採用されているものもあるため、トイレを清潔な状態に保ちやすくなります。

ウォシュレットを新しいものに交換すると、光熱費の節約やトイレの清潔さにもつながります。

ウォシュレットの寿命を知って交換のサインを見逃さないことが大切

いかがでしたでしょうか?

一般的に、ウォシュレットの寿命は10年程度です。
ウォシュレットは電化製品であるため、長く使っていると劣化していき、不具合や故障が発生します。

交換のサインとしては、ウォシュレット本体の動作不良や水漏れの発生があります。
ウォシュレットの便座にヒビ割れがある場合は、ケガや事故につながる恐れがあるため、メーカーや専門業者に交換の依頼をすぐにしましょう。

また、ウォシュレットを新しいものに交換すると、光熱費の節約やトイレの清潔さにもつながるのでおすすめです。

ライフアドバンスジャパンでは、多くの種類のウォシュレットを取り扱っており、交換・取付工事まで対応しますのでお問い合わせください。


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