トイレの電気代はどのくらい?電気代を節約する方法を紹介

トイレの電気代はどのくらい?電気代を節約する方法を紹介

最近では、多くの洋式便座に保温機能や温水洗浄機能が搭載されており、快適にトイレを使用できるようになりました。

しかし、保温機能や温水洗浄機能には、意外と電気代がかかっていることをご存じでしょうか。

本記事では、トイレにかかっている電気代の目安や節約方法を紹介します。

トイレの電気代をできるだけ抑えたいという方は、ぜひ最後までご覧ください。

トイレでかかっている電気代はどのくらい?

まず、トイレではどのくらい電気が消費されているのかを把握しましょう。

以下に、暖房便座と温水洗浄便座で、それぞれどのくらいの電気代がかかっているのかをまとめました。

暖房便座の場合

便座部分を暖める機能が備わっているものを、暖房便座と呼びます。

暖房便座は、冬場や寒い日などでも、電気で便座が暖められているため、快適に用を足せるという点が特徴です。

暖房便座を稼働する際にかかる電気代は、電力会社や暖房便座のメーカーによるものの、 1か月で約150~300円です。

そのため、年間では約1,800~3,600円の電気代がかかっていることがわかります。

温水洗浄便座の場合

一般的に「ウォシュレット」と呼ばれる温水洗浄便座には、貯湯式と瞬間式の2つの種類があります。

貯湯式は、ノズルから出る洗浄水が温水になるように、ヒーターでタンクの洗浄水を常に保温しています。

常に電力を消費しているため、電気代は1か月で約200~300円かかり、年間で見ると約2,400~3,600円もかかっているのです。

一方で、瞬間式は洗浄水を保温するタンクがないため、洗浄の際に瞬間的に水を温めるという仕組みで温水を出しています。

瞬間式では洗浄水を常に保温する必要がないため、機能を使用していないあいだは電力を消費しません。

しかし、使用するたびに洗浄水を温めることで、瞬間的に多くの電力を消費します。

瞬間式の電気代は使用頻度によって変わりますが、1か月で約150~200円かかるため、年間で見ると約1,800~2,400円かかることがわかります。

そのため、貯湯式よりも瞬間式のほうが、温水洗浄便座を使用する際の電気代はややリーズナブルです。

トイレの電気代を抑える方法

ここからは、トイレの電気代を抑えるための方法を紹介します。

簡単にできる方法もあるため、トイレの電気代が気になるという方はぜひ試してみてください。

暖房便座の電気代を抑える3つの方法

まずは、暖房便座の電気代を抑える方法を3つ紹介します。

方法①便器の蓋を閉める

暖房便座は、つねに便座を暖めています。

そのため、トイレの蓋を閉めないと便座の熱が空気中に逃げてしまい、再度便座を暖めるために余計に電力を消費してしまいます。

使用頻度にもよりますが、便座の蓋を閉めることで約10%も電気代を節約できるといわれているため、使用後にはトイレの蓋を閉める癖をつけるとよいでしょう。

方法②設定温度を下げる

暖房便座は、座ったときに冷たくない程度の温度に設定しましょう。

なぜなら、便座の設定温度に比例して電気代も高くなるためです。

また、暖房便座に座ったときに、熱いと感じるほどの温度にすると、低温やけどを起こしてしまう危険性もあるため、温度の設定は見直すことをおすすめします。

方法③夏場は電源を切る

暖房便座は、冬場や寒い日に快適に用を足すための機能なので、夏場や気温の高いときは、電源を切っておきましょう。

また、外出でトイレを使用する人がいない状態のときは、外出前に電源を切り、帰宅したら電源を入れるようにすると、より電気代を抑えることができます。

温水洗浄便座の電気代を抑える2つの方法

続いて、温水洗浄便座の電気代を抑える方法を2つ紹介します。

方法①洗浄水の温度を低く設定する

温水洗浄便座を使う際は、洗浄水の温度を低くすることが重要です。

洗浄水を温める際に電気を消費しているので、特に夏場は洗浄水の設定温度を低くしておくと電気代を抑えることができます。

方法②瞬間式の便座に買い替える

貯湯式の温水洗浄便座は、洗浄水を常に温める必要があるため、トイレを使っていないときも電力を消費しています。

そのため、温水洗浄便座を選ぶ際は、瞬間式の温水洗浄便座がおすすめです。

また最近では、水温を自動で調整する機能や、省エネ機能が搭載されているものも多いため、既に使用している温水洗浄便座を新しく買い替えることも電気代の節約に繋がるでしょう。

トイレの電気代は使わないときの工夫と温度の調整で節約ができる

いかがでしたでしょうか。

便器の機種や電力単価の差はあるものの、暖房便座や温水洗浄便座といった電気代は、多ければ年間で3,000円以上かかります。

暖房便座の場合は、使用しないときに蓋を閉めることや、便座の温度を下げることなどで電気代を抑えられます。

温水洗浄便座でも、使用頻度にあわせて電源を切ることや、洗浄水の温度を下げることなどで電気代を抑えられるでしょう。

また、瞬間式の温水洗浄便座にしたり、トイレを新しく買い替えたりすることも電気代の節約に繋がります。

ライフアドバンスジャパンでは、トイレのリフォームを承っております。

トイレを新しくして電気代を抑えたいという方は、ぜひお気軽に当社へご相談ください。


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