今すぐできるトイレの効果的な節水方法を徹底紹介
「トイレを流すときに使う水を節約したい!」とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、トイレを使用する際に少しの工夫をすることによって、簡単に節水ができます。
本記事では、トイレの効果的な節水方法を紹介します。
ご家庭で簡単にできる節水方法も詳しく解説していますので、トイレの節水をしたいという方は、ぜひ最後までご覧ください。
トイレで使用できる水の量
そもそも、トイレを流すときに使っている水の量は、上限が決まっていることをご存じでしょうか。
実は、トイレでは「排水口から排水管にかけて汚物を10メートル以上流さなければならない」という条件が定められています。
そのため、この条件が満たせるように、現在のトイレでは大洗浄で約8~10リットルを、小洗浄で約6~8リットルの水が流れるように調整されています。
メーカーによって流す水の量は微妙に変わりますが、トイレの詰まりが起きないように最低限必要な水の量が設定されていることを知っておくとよいでしょう。
また、最近の節水機能が搭載されているトイレでは、上記に紹介した水の量よりもさらに少ない水の量で、排水ができるような仕組みを搭載しています。
効果的なトイレの節水方法
ここからは、効果的なトイレの節水方法を5つ紹介します。
少しの工夫でできる節水方法もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
方法①レバーを使い分ける
水を流す際に、水の量を意識せずにレバーを使用している方も多いのではないでしょうか。
一般的なトイレには、水を流すレバーに大と小があり、レバーを適切に使い分けることで節水ができます。
大のレバーでは一般的に8~10リットルの水が使われるため、流すものが少ないときに大のレバーを使用すると余分な水が流れてしまうでしょう。
尿のみの場合は小のレバーを使い、便の場合は大のレバーを使うことで節水に繋がります。
方法②流す回数を減らす
汚物の流れ具合や用を足すときの音を気にして、何度も水を流す方もなかにはいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、何回もトイレの水を流していると、節水はできません。
基本的に、トイレの水は1回流すだけで汚物がきちんと排水管まで流れるような仕組みになっています。
そのため、1回の使用につき1度だけ水を流すように意識すると節水ができます。
ただし、流したい汚物が1度でうまく流れない場合は、排水管の詰まりを防ぐために2~3回に分けて水を流すとよいでしょう。
また、用を足すときの音が気になる場合は、水音を流せる装置や機能を設置することをおすすめします。
方法③お風呂の残り湯を使う
トイレのタンクにお風呂の残り湯を入れて、水の使用量を減らすという節水方法もあります。
手順としては、まずトイレの止水栓を閉め、水道からトイレタンクに水が溜まらないようにします。
そして、タンク内の水を使い切った状態にしてから、適切な水量の残り湯を入れてレバーで流せば、完了です。
ただし、トイレタンク内の残り湯を使い切ったら、再度タンクへ残り湯を補充する必要があります。
少々手間がかかりますが、少しでも節水したいという方はぜひお試しください。
方法④トイレタンクの内の浮き玉を調整する
トイレのタンクには、「浮き玉」というタンク内の水位を調整する部品があります。
浮き玉は、タンク内の水位によって浮き沈みして、給水と連動する仕組みです。
そこで、浮き玉の位置を調整して給水の量を減らすことにより、タンクに溜めておく水の量を減らせるため、節水ができます。
ただし、タンク内の水を減らしすぎると流れが悪くなる場合があるため、支障がない程度に水量を調整することが大切です。
方法⑤節水型トイレに買い替える
最近の節水型トイレは、少ない水でも汚物をきちんと流しきることができます。
普通に使用しているだけでも節水できるので、水道代の節約にも繋がるでしょう。
古いトイレの場合は、大のレバーで流すと10~13リットルの水を消費するものもありますが、最近の節水型トイレは大のレバーでも5~8リットルしか水を消費しません。
トイレは使用後の水を流すときに工夫をすることで節水ができる
いかがでしたでしょうか。
トイレを流すときは、1回で約6~10リットルの水を消費しています。
そのため、大と小のレバーを状況に応じて使い分けることや、流す回数をできるだけ少なくすることで節水ができます。
ほかにも、お風呂の残り湯を使う方法や、浮き玉の位置を調整する方法もありますが、水の流れが悪くなる場合があるため注意しましょう。
また、節水型トイレにリフォームをすることで、楽に節水ができます。
ライフアドバンスジャパンでは、トイレのリフォームを承っています。
節水型トイレへのリフォームも対応していますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
社内スタッフから有志で結成された公式Webサイトの運営チームが編集を行っています。住宅設備に関する、新鮮で役に立つ情報をお伝えしていきます。
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