バリアフリートイレにリフォームする際に知っておきたいこと
高齢化社会の今、ご自宅のトイレをバリアフリートイレにリフォームしたいと希望される方が増えています。トイレをバリアフリー化する際に知っておきたいことについて、ご紹介していきましょう
タンクレストイレは水道直結型になってるため、圧迫感が少なくスタイリッシュな印象
広々したトイレは開放的でリラックスできるのが魅力です。また、広いスペースがあれば、身体の不自由な方が入っても使いやすく、介助者が一緒に入る場合も便利です。
広々としたトイレにするためには、タンクレストイレがおすすめです。
では、タンクがついているトイレとタンクがついていないトイレの大きな違いは何でしょう。デザインがカッコいいだけでなく、機能の面でもメリットがたくさんあります。
タンクレスのトイレは、水道直結型なので広いスペースを確保できます。狭いと使いにくくて窮屈な思いをすることもありますが、タンクレスのトイレはストレスフリーです。
それから、タンクレストイレは美しいデザインも人気の理由のひとつです。スッキリとしたスタイリッシュなシルエットでえ、丸みがあってぬくもりのあるデザイン、シャープでクールなデザインなどさまざまなタンクレストイレがあります。
タンクレストイレは、見た目だけでなく機能の面でも充実しています。自動で洗浄できる機能がついていれば、いつでもクリーンな状態を保ってくれるので、お手入れする手間も大幅に省けることでしょう。また、表面がツルツルした汚れが付着しにくいタイプもあります。
タンクレストイレは、タンクがないのでスペースを広く利用でき、掃除もしやすくなります
タンクレストイレの設置により空間が広くなる理由は、洗浄水を貯めて置く貯水タンクがないためです。これにより見た目の圧迫感が減り、使用時の利便性が向上しています。
また、タンクレストイレにすることで、タンクに繋がる管や部品など掃除しにくい部分がなくなります。便座本体も凹凸を少なくして清掃しやすくなる工夫がされていたり、さらに、トイレメーカー大手三社では、便器の表面を汚れが付きにくい素材を使用することで一層清潔さを保ちやすくなっており、清掃の負担を軽減しています。
このように、タンクレストイレはトイレを広々とした空間にできるだけでなく、忙しい皆さんのお掃除の負担を減らすことにもつながっています。価格は従来式のトイレよりも少々高いですが、それ以上に値する十分なメリットがあるといえるでしょう。
タンクレストイレは、デザイン制もシンプルで洗練されていてウォシュレットと本体が一体
最近普及しているタンクレストイレは、ウォシュレットと本体が一体になっているものでデザインもシンプルで洗練されています。
たとえば、節水性、清掃性、汚れにくさ、使い心地、継ぎ目のないフォルムや、お手入れしやすいウォシュレットノズルなどが特徴です。 なおかつ、トイレを使用していないときも定期的に洗浄する機能がついているため、いつでも清潔にウォシュレットを使うことができるのです。
トイレは毎日使うものですから、最新技術を取り入れたタンクレストイレの設置はおすすめです。
タンクレストイレが発売されるようになり、空間を広く使えるバリアフリートイレにピッタリ
バリアフリートイレにリフォームするに当たって、最近採用されることが多くなっているタンクレストイレは、タンクがない分サイズが小さく、同じトイレ室をこれまでより広く使うことができます。余剰空間が増えるだけでもトイレの使いやすさはぐんと上がりますので、「大幅なバリアフリー化はいらないけれど、歳をとっても使いやすいトイレにしたい」などとお考えの場合は、ぜひタンクレストイレを採り入れてみましょう。トイレをタンクレスにするだけであれば、壁の改築などは必要ありませんので、比較的手軽・安価にバリアフリートイレにリフォームする手段として考えられるようになりました。ただし、従来の便器より5~15万円ほど高額です。
本格的なバリアフリートイレにする場合、タンクレストイレにする以外に必要なリフォームはどのようなものでしょうか。たとえば、扉は出入りしやすい大きめの引き戸にした方がよいでしょう。トイレ室内でも車椅子が切り返しができるような十分なスペースがあった方がよい場合もあります。また、手すりやアームレスト、緊急用の呼び出しボタンを備えることなども求められます。あなたのおうちのトイレには、どの程度の装置やスペースが必要なのかをよく考え、工務店などと相談しながらバリアフリートイレの計画を立ててください
バリアフリートイレはタンクレストイレをもとに
ご自宅のトイレをバリアフリートイレにしたい場合は、まずはトイレをタンクレスに交換するところから考え始めましょう。トイレがタンクレスになるだけで、余剰スペースが生まれますので、使いやすさや介助のしやすさがぐんと変わってきます。そのうえで、手すりや呼び出しボタンの有無など、どこまでバリアフリーのアイテムを充実させるかは、ご家庭によってニーズが異なりますので、ご家族でよく考えプロに相談しながらトイレのバリアフリー化をすすめるとよいでしょう。
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