トイレのリフォームで活用できる助成金や補助金は？注意点も確認

トイレのリフォームを検討しているのであれば、利用できる助成金や補助金がないか確認してみることをおすすめします。どのような種類があるのかについてご紹介しましょう。 また、活用する際に気をつけておかなければならない注意点についても解説します。

トイレリフォームに使える補助金・助成金とは

様々な補助金や助成金がありますが、介護保険を活用したもの、自治体で用意されているものが代表的です。

介護保険を活用したもの

現在のトイレは介護が必要な人が利用しにくいような場合、介護保険を活用してトイレのリフォームができる場合があります。例えば、以下のような工事内容が含まれている場合は対象になる可能性が高いといえるでしょう。

・手すりを取り付ける
・引き戸に交換する
・和式から洋式便器に取り替える
・床を滑りにくくする

介護保険の場合、支給限度額は20万円までとなっています。

自治体によるもの

自治体でも様々な制度が用意されており、以下のような場合に対象になります。

・同居のためのリフォーム
・バリアフリー化
・省エネルギー化
・耐震化・防災対策

制度内容については各自治体によって異なるので、直接お住まいの自治体に確認してみてください。

リフォームの補助金・助成金申請で注意したいポイント

助成金や補助金を活用してトイレのリフォームを行う場合、特に気を付けなければならないのが、実際にリフォームの工事を始める前に申請が必要だということです。完了してから申請を出しても認められないので注意してください。

また、補助金は絶対に利用できるものではなく、応募多数の場合には早期に受付を終了してしまうことがあります。各制度利用するためには住民税の納付に遅滞がない、指定期日までに工事を完了させるなど細かい条件が用意されているので、事前に良く確認が必要です。

リフォーム前に確認を

費用面でお得になる助成金や補助金の中で活用できるものがあれば利用してみてはいかがでしょうか。なお、これらは条件に該当している場合に自動的に適用されるものではなく、自分で申し込みをしなければなりません。
活用できる制度についてアドバイスしてくれる、リフォーム会社などに相談してみるのもおすすめです。